アライバルビザ VISA ON ARRIVALでインドチェンナイ入国がラクな件

先日インド・チェンナイ訪問した際に「アライバルビザ VISA ON ARRIVAL」で入国しました。このVISA ON ARRIVALは日本のパスポートを持っている方にはとっても便利な優遇措置であり事前準備なしで現地空港で取得できる大きなメリットがあります。ただし全くの事前情報なしだと不安になることが多いのでここで紹介しようと思います。

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インドのビザは3種類

現地空港で発行できるVISA ON ARRIVAL

日本など特定の国限定。バンガロール、チェンナイ、デリー、ハイデラバード、コルカタ、ムンバイ空港限定。最長60日で再入国が1回出来る。2000ルピー。インド政府から好まれている人限定詳しくはこちら

インターネットで事前申請のe-VISA

インド国内の28空港と5海港でインドe-VISAによる入国が認められています。入国の4日前までに申請。逮捕歴がないこと。目的により滞在日数が異なる。写真を用意する必要がある。25ドル。詳しくはこちら

インターネットで申請、大使館に郵送もしくは持参のツーリストVISA

複数回(マルチ)の入国する予定がある方向け。東京の大使館もしくは大阪の領事館の近くに住んでいる方以外には観光目的のために足を運ぶのは正直お勧めしません。1550円。詳しくはこちら

事前準備なしで写真も不要。到着空港で記入するだけの「VISA ON ARRIVAL」は日本人にとって大変ありがたいです。

チェンナイ国際空港でのVOA取得方法

先日チェンナイに旅行したときに実際に「VISA ON ARRIVAL」で入国しました。

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到着時の「VISA ON ARRIVAL」の歩く動線はこんな感じです。すでにビザがある人、インド人のほうに人が多く行くので同じところにいかないように注意が必要です。私が乗ってきたANA便で「VISA ON ARRIVAL」を利用している人は10人程度。またe-VISAの人も10人程度いました。それ以外の200人ぐらいの人はビザがある・インド人ということなんですね。

チェンナイ空港に申請用紙が置いてない!

インドに向かう機内では入国カードという小さい紙を渡されます。しかしこれは「VISA ON ARRIVAL」の申請に必要な紙ではありません。

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香港とかタイとかで入国する前に書くものと同じですね。「入国カード」はビザ関係なく外国人は全員必要。「VISA ON ARRIVAL」に必要な申請用紙はこちら

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この申請用紙がイミグレーションの前の記帳台に置いてあると思い込んでいると…

ありません!

用紙はなくイミグレーションの前で絶望的な感じです。そんな時に同じような境遇の人達が大勢います。みんなで申請用紙ある?どこに?もらう?的な会話になり審査官にプリーズ VISA ON ARRIVAL FORM!と言えば奥の事務所に戻って面倒くさそうに不貞腐れながら持ってきてくれます(感謝)。

審査官からするとなんでお前たち申請用紙持ってきてないんだ!と思っていますが日本人からするとなんで空港に置いていないんだ!とどっちも思っているはず。

ここでは白紙の申請用紙を用意していますので必ず印刷して持っていってください。審査官の印象がとてもよくなることでしょう。

VISA ON ARRIVAL申請用紙

費用は奥の事務所で支払う

イミグレーションでは用紙に記入漏れがなければ特に聞かれません。指紋の登録後審査官が「行ってヨシ!奥の事務所でペイメント」と言われます。奥にある事務所でビザの費用2000ルピーを支払いますが、インドルピー持っていないです。インドルピーは国外への持ち出しが禁じられているので日本での両替が出来ません。またこのイミグレーションに来るまでには両替所はありません。困りますね。と思いきやここではクレジットカードが使えます。

クレジットカードで支払い完了でここで終わりではありません。申請用紙にハンコを押してもらって再度入国審査官のいるカウンターへ戻って書類を渡してから晴れて無罪放免。こうゆうところもインドの分業体制が垣間見れる。

まとめると

e-VISAのほうが楽なんじゃない?と思われますが、写真を撮る必要がないのでラクです。またe-VISAのカウンターもVISA ON ARRIVAL並みに時間がかかっていました。

所要時間はe-VISAもe-VISAのカウンターもVISA ON ARRIVALどちらも1人5分から10分程度。VISA ON ARRIVALは更に奥の事務所で支払い作業があるのでプラス5分は要します。審査官の人数次第ですが、審査官1人に対して3人の入国者がいれば15分から30分は待たされると思ってください。早くイミグレーションを脱出したいのであればゲートダッシュ必須です

VISA ON ARRIVAL」の申請用紙は空港に置いていない。日本で事前に申請用紙を記入して準備しておけば不安になることもありません。申請用紙を持ってこなかった人のために予備を持ってくるとモテます。

注意したい点は今回は日本からの直行便でインド入国でしたので審査官がおりましたが第3国経由しての到着時は「VISA ON ARRIVAL」のカウンターに審査官がそもそもいない可能性が高いです。係員見つけてカウンターオープンするようにリクエストしてみてください。